連帯保証人制度 改革フォーラム

活動報告



★ 第1回連帯保証人制度改革フォーラム集会報告   (文:結城)

日時 2006年6月17日 15:00〜18:00
場所 猫次郎経営研究所(神田事務所)
参加者 17名(猫次郎経営研究所 研究員含む)

第1回フォーラム集会を行いました。以下概略ですが報告いたします。

【結 論】

 フォーラム集会では、個人の実体験に基づいた貴重な意見が多数報告されました。その中から、今後フォーラムとして取り組むべき活動として、連帯保証人制度の「教育・啓蒙」に関わる活動を重点に行っていくとの方向性で合意されました。
 また、連帯保証人制度改革の運動が国民運動に発展するよう努力する事で意見が統一されました。

【おもな意見・実状】

・連帯保証人制度について無知であってはならない。
(母の借金の連帯保証人であるRさん)

・保証協会は理不尽。保証料とった上に連帯保証人を求めてくる。
(不動産関係のTさん)

・債務者と連絡が取れなくなって、現在金融機関より支払い請求を受けている。
  (2005/12連帯保証契約したKさん)

・迷惑かけた連帯保証人へ早く返済したい。
また、保証料を銀行へ払うのは債務者側であるので、制度が間違っている。
(多重債務のH夫さん)

・連帯保証人を作るテクニックで多数の方に迷惑をかけた。
(今は反省しているNさん)

・主債務者に犯罪者扱いされ警察まで呼ばれた事がある。
最初から連帯保証人からの回収を考えるのではなく、貸さない親切もある。
(元消費者金融勤務、債権回収代行業のAさん)

・保証協会の第三者連帯保証人になり自宅マンションが差し押さえられた。
(妻子へ連帯保証債務により差し押さえられた事を言えないSさん)

・金融機関との交渉や裁判を義母まかせにしていたら、敗訴してしまった。
裁判や連帯保証関係の知識が無かった。
(夫に代わり連帯保証債務を支払ったSさん)

・会社の連帯保証債務で実家等売却、でもまだ残債3億あり。
(事業所移転して、再建途上のUさん)

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